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ウルトラマンと宇宙の終わり [その他]

今回はヒーローから少し離れて、実際の宇宙の話をしてみようと思う。
ウルトラの国として有名なM78星雲。このMはメシエのMのことで、フランスの天文学者シャルル・メシエが作成した星雲・星団・銀河のカタログ『メシエカタログ』に載っている天体のことである。例えば、M1が「かに星雲」、M31が「アンドロメダ銀河」、M42が「オリオン大星雲」といった感じである。

以前に書いたことがあるが、もともとはM87にする予定だったが、印刷ミスによってM78になったわけである。M87はおとめ座にある銀河であり、おとめ座というあたりがロマンを感じる?のだが・・・。実際のM78は散光星雲と呼ばれ、暗黒星雲の一部が近くの高温星の光を反射して輝いているものだそうで、とても生物の住める環境ではないらしい。このM78は、あの有名なオリオン座の3つ星のすぐ近くにある比較的明るくぼんやりして見える天体とのことだ。

ところで、ウルトラの国の勇士ウルトラマンたちをもってしても、止めることができない事実がある。宇宙の終焉である。宇宙のかなたでは、今この瞬間でも2つの力が戦い続けている。やがて数十億年のちに、この2つの力の戦いに決着がついたとき、宇宙は終わりを迎えるという。以前は、宇宙は永久不変なものと考えられていた。この考えを変える出来事を発見したのはアメリカの天文学者エドウィン・ハッブルで、『宇宙は膨張している』という事実であった。このことは宇宙に始まり(膨張の始まり)があったことを想像させる。いわゆる『ビッグバン理論』という考え方だ。

宇宙が膨張していることは、ゴム風船に例えるとわかりやすい。ビッグバンの結果、宇宙は今も膨らみ続けている風船なのである。しかも加速しながら膨張していることが、解っている。天文学者間に現時点で分かっていることがある。まず『宇宙を一点に引き寄せようとする力』、暗黒物質が存在すること。これに対し『宇宙を広げようとする力』をダークエネルギーと名付け、今はこちらが優勢なので、加速膨張していると考えられている。

宇宙の終わり方には、三つのシナリオが考えられている。
①ビッグクランチ
②ビッグチル
③ビッグリップ である。暗黒物質とダークエネルギーの両者の関係が、

①暗黒物質>ダークエネルギーのとき、宇宙は一点に収束して消滅するという(ビッククランチ)。
②暗黒物質<ダークエネルギーのとき、宇宙は限りなく膨張して銀河同士の間隔が広がり、やがて光が届かない暗く冷たい世界になるという(ビッグチル)。
③②の力関係で暗黒物質の量が多ければビッグチルになり、少なければ広がる力が急激に勝り、風船が破裂するようにして宇宙は原子レベルでバラバラに崩壊してしまうと考えられている。(ビッグリップ)

いずれにしても宇宙には終わりがやってくるが、その頃には人類はとっくに滅びているので、安心して寝ましょう!(笑)




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