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ささきいさおはアニソン界の大王! ~ヤマトが映画界と歌謡界を変えた! [アニソン歌手]

アニメソング・ヒーローソングを歌う人は今ではたくさんいるが、巨匠と言われるのは二人しかいない。以前取り上げた『水木一郎』氏と双璧をなすこの方、『ささきいさお』氏だ。今ではアニソン界の大王と呼ばれている。
デビューは1960年『本命はお前だ』というプレスリーのカバー曲。雰囲気が似ていることから、和製プレスリーと呼ばれていた。声優としてアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』にコンドルのジョー役でレギュラー出演。ガッチャマンの打ち上げの宴席でカラオケを唄いこなしたことが評判になり、翌1973年『新造人間キャシャーン』の主題歌担当に抜擢され、アニソン歌手『ささきいさお』がデビューした。以降はご存じのとおり、数々のアニメ・特撮作品の主題歌を歌い、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999が一世を風靡し、ミリオンセラーを記録した。その後も歌手業だけではなく、舞台俳優や声優はもちろん、ナレーター、洋画の吹き替えなど多彩な活躍をしている。
では、座談会をどうぞ。


A氏;
「ヒーローソングを専門に歌う歌手の存在が、70年代になって大きくクローズアップされてきたんです」

司会;
「それでは『新造人間キャシャーン』の主題歌『たたかえ!キャシャーン』を歌っていただきましょう。歌は『ささきいさお』さんでーす」

《ささき氏登場し、キャシャーンを歌う》
ささき氏;
「ぼく、昔ロカビリーやってたんですよ。エルビス・プレスリーが好きでね。その頃は歌が下手くそでね、歌謡曲やっても売れなくて(笑)。そのうち役者の仕事も無くなってきてね、悪い役ばっかりになって。子供がちょうど幼稚園くらいでね、悪い役やると幼稚園でイジメられてくるんです、『お前のオヤジ、昨日人殺して捕まったろ!』って(笑)。で、ぼくも『これじゃ、いけないなぁ』と思ってね。芸能界で長く生きていくためには、実力を付けていかないとダメだなと思って。発声とかいろんなことを、基礎から勉強し直したんですよ。で、やっと声もちゃんと出るようになったかなと思った頃に、このアニメの仕事が来たんで、すごくラッキーだったんですよ」

《ここでA氏・B氏に、ささきいさお氏の歌の中から好きな曲を選んでもらうことになり・・・》
A氏;
「ボクは銀河鉄道999が大好きなんですけども。とっても素晴らしいですね、哀愁のあるメロディーで」

ささき氏;
「平尾昌晃さんの曲を青木(望)さんがアレンジされたんです。平尾さんって、結構あまい歌を作るんですよね」

B氏;
「私はちょっとマイナーですけども、ジャッカー電撃隊のエンディング(♪いつか、花は咲くだろう)が」

ささき氏;
「あの、これはね、特に思い出があるのは、ゴレンジャーの次に出た番組なんですよね。ゴレンジャー(の歌)は結構パンチを効かしたんで、ジャッカーの時は(渡辺)宙明先生と相談して、これはセクシーにしようと。(バックにジャッカー電撃隊主題歌のセクシーっぽい部分が流れて)そのエンディングだから、これもセクシーでいこうと。僕はエルビスが好きなんで、エルビスっぽく歌ったんです。あんまり子供用の歌にしないで、大人っぽくしようと。だからだんだんゲッターロボ以降は、子供を意識しないで一つの作品にしちゃおうよっていうふうになって・・・」

A氏;
「子供って不思議なもので、子ども扱いすると反発するんですよ。この歌を何とか歌ってやろうと背伸びするんですよ」

司会;
「ささきさんと言えば、やっぱりヤマトですね」

A氏;
「ヒーローソングの歴史なんてものじゃなくて、日本の文化そのものを塗り替えてしまった歌。それがヤマトですね。普通に歌謡曲やポップスを聞く人達が、アニメの主題歌にも押し寄せたという文化現象になったんですよ。それで堂々と、『僕たちはアニメソング・ヒーローソングが好きです』と言えるようになった。NHKでもアニメが放送されるようになったのも、この『宇宙戦艦ヤマト』があったからなんです」

《宇宙戦艦ヤマトのイントロが流れ、ささきいさお氏、ヤマトを歌う》

ささき氏;
「いやぁ、この歌は歌うたびに緊張します。音域が広いのと、表現が荒っぽいようで細かいんですよ。それでスタジオでレコーディングする時に、作曲家とかプロデューサーにいろんなことを言われてるんで、それを思い出して緊張するんです。もう汗びっしょりです」

司会;
「注文が、細かかったんですか?」

ささき氏;
「これはね、珍しく音楽にうるさいプロデューサーで、突然僕んところに譜面送ってきて。それを見て、『阿久悠作詞、宮川泰作曲』って書いてある。え、こんな大先生の作った歌を、俺歌うの?みたいなね。で、勉強してたのね。そしたら送ってきた譜面、違ってたの。ヤマトってCm(シーマイナー)の曲なんだけど、譜面が違ってたから、練習しててなんか曲調がおかしくてね(笑)。それでレコーディングの日にカラオケで合わせましょうって聞いたら、全然違う(笑)。プロデューサーが来る前に全部練習し直しですよ(笑)。それでプロデューサーに呼ばれて、『佐々木、この歌はな、哀愁を込めて。男のロマンだぞ。』っていうわけ。そしたら宮川先生が追っかけて来て、『プロデューサーが何言ってもな、この歌は元気よく、勇ましく!』って。どっちなのよ~(笑)」


★★★★★★★★★★★★
宇宙戦艦ヤマト・ブームは、すごかった。テレビ版をまとめた映画とオリジナル映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の両方とも見に行ったが、立ち見も一杯で、まるで真っ暗な満員電車内で映画を見ているようだった。とにかく、凄かったのである。特に『さらば・・・』はあれを観た誰もが感動したと思う。しかしこの後、これに味を占めたプロデューサーは、ヤマトを何の脈絡もなく復活させてしまい、大ヒンシュクを買ったのであった。



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