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戦え!ぼくらのミラーマン(2) [ミラーマン]

 《第8話 鋼鉄竜アイアンの大逆襲》
監修;円谷一 
脚本;山浦弘靖 
特殊技術;高野宏一 
監督;満田かずほ


ミラーマンを取り上げる第2回目は、京太郎の出自をめぐる心の葛藤をインベーダーに突かれてしまう話である。ミラーマンである鏡京太郎は、母が地球人、父が2次元人である。京太郎は母・鏡ゆうこの夢を見てうなされているところを、起こしにきた御手洗朝子に見られてしまう。

事情を知らない朝子に、その幼さを揶揄されて御手洗博士の前で笑われてしまう京太郎。それでも京太郎は、母のことが気がかりでならない。御手洗博士の前で、『普通の人間では無くミラーマンとして自分を生んだ母を、憎んでいる』と言い切る京太郎。

そういいながらも、インベーダーに追われる母の身の上を心底から心配していることを知り、地球を守る超人である前に一人の青年である京太郎に、御手洗博士は何も言えない。インベーダーはそんな京太郎の心の隙間を突いて、ミラーマンをワナに掛けようと謀る。

誰でも母や父を憎む時期が、一度はある。反抗期というヤツがそれだ。それが思春期の中にはあって、それを通り越して大人になるのだ。自分一人で大きくなったわけでは無いことを、その時期を通り越して知るのである。そしてそれを知った時、両親に感謝するようになる。

鋼鉄竜アイアンに宇宙ミサイル基地を攻撃させようと画策するインベーダーは、邪魔なミラーマンを光の届かない地下室へ閉じ込めておく作戦を企てる。京太郎の部屋の写し鏡の中に、母・ゆうこの幻影を見せるインベーダー。

母の面影を使ったこの作戦に、京太郎はまんまとおびき出されて、廃屋の地下室に突き落とされてしまう。インベーダーの声は、納谷悟朗氏。あの独特の声は、ショッカー首領の声でお馴染みだ。ワナに落ちた京太郎をあざ笑うその声は、ベストマッチ!である。

京太郎は自分の心の弱さのために、まんまとワナにかかってしまった自分を恥じた。『先生、すみません』 だが、悔いてももう遅い。『処刑だ!』突然現れてナイフで襲い掛ってくるサングラスの男。どうにか退けたものの、光の届かない暗い地下室の中では、ミラーマンになれない。

サングラスの男が落としていったナイフが1本、落ちていた。女々しく泣いていた京太郎の後悔の涙が、ナイフに1滴落ちてキラリと光った。
『俺の涙が・・・』

その瞬間、京太郎はミラーマンに変身! 航空自衛隊の爆撃もアイアンには通用しない。そのとき、ミラーマンが出現。アイアンの怪光線の攻撃をディフェンスミラーで退け、ミラーナイフでとどめを刺した。

ナレーションが語る。地球を侵略者から守るという大事な使命が終わるまでは、京太郎に母はいない。このナレーションは、何かを超えた、吹っ切れたということを意味しているのだろう。御手洗朝子は、京太郎に言う。
『私の母はこの世にもういない。でもあなたのお母さんは、まだ探せる。だから幸せね』

朝子の方が、よほど大人だ。だが、京太郎の言い分も分かる。超人ミラーマンとして生まれるより普通の人間として生まれて、恋もしたい、遊びたいと言う京太郎。新マンが、郷秀樹=ウルトラマンの成長ドラマであったように、ミラーマンも京太郎の人間としての成長ドラマであるのかもしれない。




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