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インドの山奥で修業した男!レインボーマン(2) ~キャッツアイ作戦編~ [レインボーマン・ドラマ]

《第2話 レインボーマン誕生》

原作;川内康範
脚本;伊東恒久
特殊技術;有川貞昌
監督;長野 卓

必死に断崖にしがみつきながら一歩一歩登ってきたヤマトタケシだったが、次の一歩でつかんだ岩が崩れて谷底へ向かって数百メートル落下していった。

それを見たダイバ老人が、近くにあった太い木の枝を空に向かって投げると、その枝はタケシの手の届くところまで飛んでいって、断崖に突き刺さった。

タケシはその枝につかまって、何とか落下から逃れることができた。
『さあ、早く登ってくるのだ~!』

ヤマトタケシは、遂にダイバ老人のいる断崖の頂上まで登ってきた。ダイバ老人は栄養のある水を持って、タケシをねぎらった。
『約束通り、わしの弟子にしてやろう』

ダイバ老人は言う。まずは自身の肉体の体質改善から始めるのだ。修行はそのあとの話だ。それをせずに秘術を会得することなど、絶対に出来はしないと・・・。

岩場を速く走る訓練、精神統一して岩の上で逆立ちを続ける訓練など、来る日も来る日も基礎的な修行が続く。

炎の海を渡る訓練、目もくらむような滝の上から飛び込む訓練、滝ツボの底に沈んでいる白い大きな岩を取ってくる訓練など、数々の困難な修行をタケシに課すダイバ老人。

ある日、修行に音(ね)をあげたタケシは、ダイバ老人に訴えた。
『おれは普通の人間なんだ。滝ツボに潜って、魚にでもなれっていうのかい!』

するとダイバ老人は、諭すように話す。水の中では魚に、空にあっては鳥に、土の中では木の根に化身することが、ヨガの極意だと。そしてこの極意は、私利私欲の虜(とりこ)になっていては会得できない。

プロレスラーになって金や名声を得る為に修行をしに来た訳では無いはずだ。妹の足を治すという本当の目的、すなわち「まごころ」を見失っているぞ、と。そんなタケシに、ダイバ老人は偉大なる力を見せる。

戦場に立っているダイバ老人とタケシ。死体の山に手をかざしたダイバ老人は、銃弾を肉体から取り除き、そこにある死体をすべて生き返らせたのである。
『己の命が尊いと思えば、他人の命もまた尊い。そこに敵も味方もない。愚かな殺し合いは止めなさい』

ダイバ老人の、この大きな愛の心に触れたヤマトタケシは、涙しながら何かを悟ったのだった。再び山奥へ帰ってきたタケシは、ダイバ老人の下で厳しい修行の毎日を送っていた。くじけそうになった時は妹みゆきのことを思い出し、歯をくいしばって頑張っていた。

ダイバ老人とタケシが対峙している。ダイバ老人は炎の化身になって手から火炎を放射すると、タケシは素早く水の化身になって手から激しい水流を出して炎をすべて消してみせた。

こうして1年間という長きにわたり、タケシはダイバ老人からヨガの秘術のすべてを会得した。そしてダイバ老人の寿命が尽きる時が来た。

ある夜、ダイバ老人はタケシを呼んで、自分の命が明日の朝に尽きること、その時タケシがレインボーマンとなることを伝えた。ダイバ老人は、レインボーマンの能力と最大の弱点について説明してから、静かに息を引き取るのだった。

ダイバ老人の死の瞬間、雷(いかずち)がタケシの身体を撃つ。と、気を失ったヤマトタケシの身体にダイバダッタの魂が乗り移り、タケシはパッと目を開くと、呪文を唱えはじめた。
『あのくたら さんみゃく さんぼだい レインボー・ダッシュセブン!』

ここに偉大なる人類愛の戦士、レインボーマンが誕生した。勇気を持って、東方のひかりとなれ! ダイバ老人の言葉を噛みしめて、レインボーマンは光の球となって、日本へ向かっていた。  (つづく)


★★★★★★★★★★★★
第二話では全編にインド風の曲が流れて、インドの雰囲気に満ちている。あの独特の音色の楽器がインドを感じさせてくれる。筆者はDVDを購入するほどレインボーマンが好きな理由、それはレインボーマンが親子愛・兄妹愛に多くの焦点を当てているということだ。

もちろん6人の化身たちもカッコイイのだが、相手を思いやる心を表現するということ、これが川内康範ヒーローの真骨頂なのである。人間には、何か集中できることがあると、大きな力を出せるときがある。「火事場のばか力」というやつもその一つである。

それが愛であれば、その力は想像を絶するほどのモノになることもあるというのが、川内康範ヒーローのメインテーマなのである。



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