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仮面ライダー(ゲルショッカー編)ドラマ1 [ライダー1号/ゲルショッカー編]

 仮面ライダー本郷猛は改造人間である
 彼を改造したショッカーは
 世界征服を企む悪の秘密結社である
 仮面ライダーは人間の自由のために
 ショッカーと戦うのだ!

★★★★★★★★★★★★
《第80話 ゲルショッカー出現!仮面ライダー最後の日!!》
原作;石ノ森章太郎
脚本;伊上 勝
企画;平山 亨 阿部征司
音楽;菊池俊輔
技斗;岡田 勝
監督;山田 稔

[前回までの話は・・・
ショッカーの大幹部“地獄大使”の正体、怪人ガラガランダを仮面ライダーに倒されたショッカー首領は、ショッカーに替わる新組織を編成することを告げて消えていった・・・]


◆山へキャンプに来ている仲良し女性4人組が、食事の準備を進めていた。飯盒(はんごう)を焚くために近くの川まで水を汲みに行った二人の前に、川の中から突然ショッカーの戦闘員が現れて助けを求めた。
『た、たすけてくれ・・・東京の仮面ライダー本部へ・・・連れてってくれ!』

驚いた二人は、キャンプを中止しようと急いでキャンプ場へ戻るが、そこで倒れている友人二人を見つける。抱き起した一人が指さす先には、大木にくくりつけられているたくさんのショッカー戦闘員の処刑された姿があった。

悲鳴を聞いて、その現場へ駆けつけた少年仮面ライダー隊員は、その様子を見て、首から下げているペンダントで本部へ緊急連絡をした。

トラックの幌の中に、本郷と滝が乗っている。連絡を受けて、処刑された戦闘員達を引き取りに来たのだった。二人は処刑された戦闘員達の数の多さに驚くと同時に、気になることを思いだす。

『裏切り者の処刑にしては、数が多すぎる』
『ショッカーは地上から消えて新しい組織を編成すると、首領が言っていた・・・』
『すると、新しい組織にとって、旧ショッカーの戦闘員はいらなくなった・・・』

かつての仲間を平気で殺してしまう新組織は恐ろしい連中だと、滝が本郷に話す。トラックに乗せた死体を調べて、新組織の手がかりをつかもうとする本郷と滝。トラックは本部へ向かって走行していた。運転手は、途中で工事中の道路を迂回していくが、そこも行き止まりになっている。

急に止まったトラックに、本郷が運転手に問いかけると、後ろからダンプカーがバックしたまま突っ込んできた。
『ギー!(掛け声)』
『なんだ、こいつら!』

ダンプの背に、見かけない姿の戦闘員が3人乗っている。さらに隠れていた3人が襲いかかってきた。ガニコウモルと名乗る怪人が出現して、本郷と滝に襲いかかってきた。姿はコウモリ怪人だが、全身を固いカニの甲羅で覆われた新・改造人間だ。

本郷が考えていた通り、新組織が活動を開始していたのだ。
『ショッカーの前組織は再編成された。そして密かにアフリカ砂漠で猛訓練をした秘密団体ゲルダムが、ショッカーのパワーアップに加わった!その名は、ゲルショッカー!』

猛訓練を受けたゲルショッカー戦闘員の戦闘能力は高い。手がかりとなる戦闘員の死体を運ぶため、滝はトラックを走らせたが、ゲルショッカーに爆弾を仕掛けられてしまう。ライダーに変身した本郷は、ガニコウモルと戦っている中で、そのことを知らされる。

本郷の声はライダー隊本部にモニターされ、それを聞いていたユリは滝に爆弾のことをすぐに知らせたため、滝はトラックから脱出して無事だった。だが積み荷は灰となり、手がかりは無くなってしまった。

戦闘の最中に、立花のおやっさんがこっそり死体を1体運び出していたことが、後で判る。だが、運び込んだ城南大学病院にガニコウモルが現れて、その死体を処分してしまう。本郷達はこうなることは予測していて、ゲルショッカーの本部を探るために、逃げる車のあとを滝に追跡させた。

ところが、途中で霧に阻まれて車を見失ってしまう滝。ゲルショッカーの4人の精鋭バイク部隊が現れ滝を襲うが、ライダーが現れて一人の戦闘員を捕獲する。
『日本のゲルショッカーの結成式は、明朝、猿島で行われる。式場にはブラック将軍も到着する』

捕虜からこの情報を聞きだしたあと、捕虜は爆死してしまう。戦闘員達は、捕虜になった時の口封じのために、3時間毎に薬を飲まないと爆死してしまうように改造されていた。

船で猿島に渡った本郷と滝。ゴーストタウンの様相の猿島の町。ある建物中に入ってみると、台の上に立花藤兵衛が横たわっているではないか!ゲルショッカーに囲まれて手出しができない本郷と滝は、手錠をかけられ捕まってしまう。

だが、台の上の立花藤兵衛は、いつの間にか黒い軍服に黄色い肩章の軍人に変わっていた・・・。
『ゲルショッカー日本支部編成のために、はるばるアフリカ砂漠からやって来た、ブラック将軍と覚えておけ!』

本郷と滝は、高熱蒸気が噴射する部屋に閉じ込められてしまう。その頃、見晴らし台にゲルショッカーの旗を掲げて、ブラック将軍とガニコウモルが日本支部結成式を始めていた。
『ゲルショッカーは、必ず地球を支配する。その目的のためには・・・』
『しかし、仮面ライダーがいる限り、ゲルダムが新しく出ても、ショッカー同様の運命をたどる!』

ボイラー室のパイプを破壊して脱出した仮面ライダーと滝が、結成式の邪魔をする。滝はブラック将軍を追い、ライダーはガニコウモルと対戦する。回し蹴りでよろけたガニコウモルを両手でつかんだライダーは、一緒に上空に飛ぶと「ライダーキリモミシュート」の技をかける。

回転しながら落ちていくガニコウモル。だが、反転して立て直す怪人を見て、ライダーはジャンプしてガニコウモルに体当たりを食らわせると、爆発して二人とも海に落ちていくのだった。はたして、ライダーは生きているのか? (つづく)


★★★★★★★★★★★★
20数年ぶりに観た『仮面ライダー新1号編』。今回から、ショッカーに代わる新組織、ゲルショッカー偏を書くことにしました。政界再編なんて言われて久しいが、悪の組織も再編して強くなったわけで、滝が『名前を変えたって、強くなるわけじゃないぞ!』みたいなこと言っているのには、少し笑えた。
それから、今では中堅女優としてご活躍の中田喜子氏と、元女子プロレスラーのミミ萩原氏(だと思うけど)が、少年ライダー隊本部の3人娘として出演されている。当時は気にも留めなかったけど、カワイイね!



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