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人造人間キカイダー ドラマ4 [キカイダー・ドラマ]

「キカイダーをより深く語ろう会」をより分かり易く読んでいただくために、これまでにドラマ1として第37話を、ドラマ2として第42話を、ドラマ3として最終話を、すでに書き終えています。

第37話から最終話までは、いわゆる「ハカイダー登場編」といえる内容です。宿敵ハカイダーの出現で、ドラマはますます混とんとして面白くなっていきます。

残りの第38話~第41話までのドラマも書いて、ハカイダー登場編を完成させてみたいと思います。順番が変則的ではありますが、第38話から取り上げていきます。


★★★★★★★★★★★★
《第38話 ハカイダーがジローを殺す!》
原作;石ノ森章太郎
脚本;長坂秀佳
監督;永野靖忠
スタントマン;高橋健二(JAC)
オートバイスタント;室町健三 
特撮;特撮研究所

[前回までの話は・・・
ダークは、誘拐した光明寺博士の脳を人造人間に移植して、悪魔回路を内蔵した悪の戦士「ハカイダー」を完成させた。一方、光明寺博士誘拐容疑で現行犯逮捕されたジローは、声が出せないため事情を説明できない。留置されたジローは、人造人間であることが解ってしまい、大学教授の手によって分解研究されることが決定する]


◆留置場で分解されそうになったジローは、手足を縛っていたチェーンを切って、脱走を図る。警察ビルの屋上を逃げる途中、ハカイダーはジローの前に初見参し、攻撃を仕掛ける。しかたなくジローもキカイダーにチェンジして戦うことに。

回転アタック、大車輪投げを連発するが、ハカイダーはキカイダーの技をかわしてハカイダーショットを放つ。このガンに仕込まれた高周波弾を受けたら、どんなロボットでも破壊されてしまう。

キカイダーは空中を飛び逃げるが、ハカイダーも追ってきて空中戦になり、今度はダブルマシンに乗って逃げるキカイダー。だが執拗に追ってくるハカイダーは、ついにキカイダーを追い詰める。ところが、突然ハカイダーはキカイダーのとどめを刺さずに退却してしまう。

ハカイダー最大の弱点、それは一定時間内に光明寺博士の血液をハカイダーの脳へ輸血しないと、ハカイダーは死んでしまうのだ。

ハカイダーとの戦いで、キカイダーの左腕は利かなくなっていた。あと一歩まで追い詰めたキカイダーを倒すため、プロフェッサー・ギルはヒトデムラサキを送りこむ。ミツ子とマサルを捕まえて、ジローをおびき寄せる作戦だ。

警察から脱走したジローを心配するミツ子とマサルたちの目の前に、サブローと名乗る、黒革のライダースーツに黄色いマフラーをした男が、口笛の音と共に現れる。
『俺はジローの弟、サブローだ。ジローの身体が壊れたとき、俺の身体は長い眠りから覚めるように設計されていた、自動的にな!』

ミツ子たちとサブローのいるこの場所にヒトデムラサキが出現し、ミツ子たちを誘拐しようとするが、サブローは反撃して、ヒトデムラサキを退散させてしまう。キカイダーを倒すために卑怯な作戦を使うダークを、ハカイダーは許せないのだ。

女性カメラマンが撮った「光明寺博士を襲うジローの写真」を、警察署で見せられたミツ子たち。警察のジローへの容疑は、ますます濃いものになる。ジローを探し出して理由を聞こうとするミツ子。

「ジローが壊れた時にサブローが出現する」という話を本気にしたマサルは、ジローの光明寺博士殺害を信じて疑わない。マサルとハンペンは、警察がつかんだジローの潜伏先に行き、ジローを捕まえて縛りあげると、ハンペンの事務所に連れて帰った。事務所に呼ばれたミツ子は、声帯回路を直してジローの声は出るようになる。

ヒトデムラサキがハンペンの事務所に襲来するが、どこからともなく口笛の音が聞こえてくる。サブローのことが嫌いなヒトデムラサキは、口笛を聞いてダーク基地へ逃げ帰ってしまう。ヒトデムラサキのあとを付けてきたジローは、ダーク基地内でカプセルに入れられて眠っている光明寺博士を発見する。

ギルの声が室内に響いてくる。
『脳の無い光明寺を、そのカプセルから出してみろ。たちどころに光明寺は死ぬ。』
『博士の脳は、何処にあるんだ!』
『おまえはもう、光明寺の脳を見ているはずだ・・・』
『(考えをめぐらし、ハカイダーの頭部を思い出すジロー)ハカイダーの中か!』
『そのとおり!』

勝ち誇ったようにギルは叫ぶ。ハカイダーを殺せば、光明寺の脳も死ぬ。目の前にある脳の無い光明寺の身体だけを助けだしても、同様に死ぬのだ。ギルの笛の音が響く。キカイダーを倒すために出現した、ヒトデムラサキとの一騎打ちが始まる。

分電盤にぶつかったジローは、火花の音でギルの笛が一瞬聞こえなくなった。キカイダーにチェンジしたジロー。光明寺博士の入ったカプセルを破壊から守るため、天井から脱出するキカイダー。広い造成地で、機械と機械がぶつかる音がする。空中戦になり、電磁エンドでヒトデムラサキにとどめを刺すキカイダー。

ハカイダーが出現して、キカイダーに勝負を挑んできた。ハカイダーを倒せば、光明寺博士は死んでしまう。一体どうする、キカイダー?! (つづく)

⇒ドラマ5へ、進んでください。


★★★★★★★★★★★★
ハカイダーと光明寺博士の関係は、大人が見ても十分面白い。むしろ子供の頭で、この内容の面白さがどこまで理解できるか!だね。

人造人間キカイダー ドラマ5 [キカイダー・ドラマ]

第37話から最終話までは、いわゆる「ハカイダー登場編」といえる内容です。宿敵ハカイダーの出現で、ドラマはますます混とんとして面白くなっていきます。


★★★★★★★★★★★★
《第39話 父の仇ジロー全国指名手配》
原作;石ノ森章太郎
脚本;長坂秀佳
監督;永野靖忠
スタントマン;高橋健二(JAC)
オートバイスタント;室町健三 
特撮;特撮研究所

[前回までの話は・・・
ハカイダーが、キカイダーに勝負を挑んできた。ハカイダーは、光明寺博士の脳を持つ悪の戦士だ。ハカイダーを倒せば、光明寺博士の脳も死んでしまう。また、脳の無い光明寺博士の身体がダーク基地にカプセル保存されている。傷つけることなく、ハカイダーを倒す方法はあるのか? 一体どうする、キカイダー?!]


◆キカイダーは、ここは何とか逃げようとするが、ハカイダーショットがキカイダーを狙っているため、下手に敵に後ろを見せられない。
『俺は敵に後ろを見せる奴は、許せん性分でな!飛び道具は使いたくないが、逃げるなら撃つ!』

ハカイダーは宙を飛んで、「月面飛行蹴り」をキカイダーに見舞う。続けてジャンプすると、クロスさせた両足でキカイダーの頭をはさんで地面に叩きつける「ギロチン落とし」を炸裂させた。

フラフラになりながら、ようやく立ち上がるキカイダー。
『そうだ、キカイダー死ぬなよ。簡単に死んでは、楽しみが無い!』

だがキカイダーもやられっ放しではない。ジャンプしたキカイダーは、ハカイダーの周囲を高速で飛びながらパンチとキックを連続的に繰り出す、「銀河ハリケーン」で反撃に出た。ハカイダーはこの技に対応できず、崖下に落ちていった。

ハカイダーを傷つけることなく、キカイダーはハカイダーから逃げることに成功した。

街中を歩いていたミツ子、マサル、ハンペンは、交番の掲示板にジローの指名手配書が貼られているのを見かける。全国に指名手配されたジロー。

ダークが送りこんだロボット“アンコウブラウン”は、子供達を誘拐して洗脳し、ダークの戦士として働かせようと企んでいた。釣り竿の先にぶら下げたちょうちんのように、身体の左右にぶら下がっている七色の光を見た人間は、誘い出されて催眠にかけられてしまうのだ。

夜、学習塾で勉強している少年達が、闇の中に光る七色の光を見ておびき寄せられ、次々と催眠にかけられてダーク基地に連れて行かれる事件が発生する。

ある時、連れて行かれた少年の中に、完全に催眠にかからなかった少年が一人いた。彼はダーク基地内を歩いているうちに催眠から醒めると、みんなと同じ方向に歩きながら、隙をみて逃げ出した。

逃げ出した少年を追うダークの戦闘員達。マントで顔を隠しながら、少年を探し回る。少年は人通りの多い道に逃げ込み、偶然すれ違ったジローたちに助けを求めた。ジローは追われる身だが、少年の話を聞いてすぐにダブルマシンに乗せると、ダーク基地へと向かった。

”光明寺博士の首を絞めるジローの写真”を見たマサルは、ジローを父の仇と思いこんでいる。サブローは、そんなマサルにデスホイッスルを渡す。このホイッスルから出る特殊光線は、あらゆる機械の動きを止める働きがある。

今度ジローに出逢ったら、この特殊光線をジローに当てたままホイッスルを吹け。そうすれば、ジローをやっつけてやると約束するサブロー。マサルは心が揺れながらも、感謝の言葉を吐くのだった。
『ありがとうサブロー。ジローはお父さんの仇だもんね』

ジローは追いかけてくるパトカーを振り切って、ダブルマシンでダーク基地へと疾走する。途中アンコウブラウンと戦闘員達に襲われ、戦闘になる。その上ギルの笛の音が、ジローを激しく苦しめる。

だが、ジローのパンチを受けて吹っ飛んだ戦闘員が、近くに停めてあったダンプカーにぶつかり、そのショックでレバーのスイッチが入って、積んであったジャリ石が地面に落ちてきた。ジャリ石の落ちる音がギルの笛の音を消し去った時、ジローはキカイダーにチェンジした! 

少年と共にダブルマシンに乗ったキカイダーはその場を脱して、ダーク基地へと向かう。ハカイダーが、バイクで後からミサイル攻撃をしかけてくるが、なんとか振り切って逃げ切る。

ダーク基地の場所を知る少年と一緒に基地に侵入して、捕虜の少年たちを助けだしたキカイダー。地上に逃げたキカイダーと捕虜の少年たちの前に、アンコウブラウンが立ち塞がる。口から強力な火焔を吐くアンコウブラウンに、苦しめられるキカイダー。

だが消防士姿のハンペンが突如現れて、消火器でアンコウブラウンの火炎を消してしまう。アンコウブラウンは、「アンコウ脳天砕き」でキカイダーの頭部をくわえ込んで噛み砕こうとするが、キカイダーはこれを外すと、「銀河ハリケーン」でアンコウブラウンにとどめを刺した。

洗脳されようとしていた少年たちを助けだしたジローだったが、マサルが警察に通報した為、警官隊がすぐそこに迫っていた。密かに現場を去るジロー。だが助け出された少年たちは、感謝の気持ちで手を振りながら、ジローのうしろ姿を見送っていた。 (つづく)

⇒ドラマ6へ、進んでください


★★★★★★★★★★★★
なぜだか、当時一世を風靡した「ラッキーセブン」というお笑い芸人が、警察官役でこの回に出演している。関たけし氏とポール牧氏の二人組だった。面白くて人気があったからだろうが、特撮番組に出るのは珍しいことではないかなぁ。

やりとりを紹介すると、
ハンペンが交番に入ろうとすると、中から出て来て
関警官;「なんかようか?」
ハンペン;「ここのかとおか!」
ポール警官;「じゅういちにち、じゅうににち!」
と言って、三人で笑うシーンがある。このあとに、関警官がポール警官をド突くと、歩いてきたミニスカートの女性の足にポール警官がしがみついて、なかなか離れないというシーンもある(笑)

人造人間キカイダー ドラマ6 [キカイダー・ドラマ]

第37話から最終話までは、いわゆる「ハカイダー登場編」といえる内容です。宿敵ハカイダーの出現で、ドラマはますます混とんとして面白くなっていきます。


★★★★★★★★★★★★
《第40話 危うしジロー!機能完全停止!》
原作;石ノ森章太郎
脚本;長坂秀佳
監督;北村秀敏
スタントマン;高橋健二(JAC)
オートバイスタント;室町健三 
特撮;特撮研究所

[前回までの話は・・・
ダーク破壊部隊アンコウブラウンによって洗脳され、ダーク戦士にされそうになった少年たちを救ったジロー。ジローを父殺しの犯人と信じるマサルは、ジローの居所を警察に通報し、警官隊がすぐ近くまで迫っていた。助け出された少年たちに見送られて、密かに現場を立ち去るジローであった]


◆『チョンギース チョンギース』
一人で風景画を描いていた少年は、何者かが迫ってくる気配を感じていた。少年は写生を止め帰ろうとして、飛んでくる巨大なキリギリスの羽根の襲撃を受ける。ハンペンとマサルの乗った車がたまたま通りかかり、道路に飛び出してきた少年に気付いて急停車した。

三人は地面に刺さった巨大な羽根を見てすぐに逃げ出すが、その前方にダーク破壊部隊キリギリスグレイが立ちはだかっていた。
『写生をしていたその小僧に、用がある』

マサルは、とっさにサブローからもらったデスホイッスルのことを思い出し、キリギリスグレイに向けて特殊光線を浴びせた。固まったように動かなくなるキリギリスグレイ。だが光線を照射したままでは、自分も逃げられない。

マサルはホイッスルを鳴らして、サブローを呼ぶことにした。サブローが現れ、キリギリスグレイと対峙する。
『マサル達に手を出すことは、俺が許さん』

キリギリスグレイは、邪魔したことをプロフェッサー・ギルに報告するぞと、ハカイダーにクギを刺しておいて、この場を去っていく。
『バカめ!プロフェッサー・ギルなど、怖くは無いわ!』

キリギリスグレイが企む「市民キチガイ計画」とは、自分の腹部にあるスピーカーから発したマッドサイクル(気が変になる音波)を電波塔に送って増幅し、それを各家庭のテレビから流して、日本国民をキチガイにしてしまう計画であった。

ハカイダーに邪魔されて、少年の絵を奪いそこなったことをギルに報告するキリギリスグレイ。それを聞いて、「ハカイダーは反逆する気か」と、不信感を抱くギル。

キリギリスグレイは少年の家に侵入し、少年を捕まえて絵を奪おうとするが、ジローが少年を助ける。ジローはキカイダーにチェンジして、キリギリスグレイに立ち向かう。ところがマサルが現れて、キカイダーにデスホイッスルの特殊光線を浴びせてしまう。

機能停止したまま動かないキカイダーに、襲いかかるキリギリスグレイ。今度こそジローを捕まえた時にホイッスルを鳴らしたマサルだったが、マサルの手元が狂って、光線はキカイダーをそれてキリギリスグレイに当たっていた。

ダーク基地のギルの部屋のドアを、突き破って入ってくるハカイダー。その態度に怒るプロフェッサー・ギルは、さらにキリギリスグレイの邪魔をしたことを詰る(なじる)と、
『そんな話なら、聞く必要などない』

さらに反発し、ギルの部屋の天井を突き破って出て行くハカイダー。ハカイダーはもはや、ギルの手に負えない人造人間になりつつあった。

ハンペンの車でマサル達が少年の絵を運ぶことになり、それを知ったダークは、車のタイヤを破壊してしまう。徒歩で絵を運んでいる所を襲う計画なのだ。
『お父様はダーク基地のどこかで生きている。そして、お父様の脳はハカイダーの頭の中にあるのよ』

ジローに聞いたことを、歩きながらマサルに話して聞かせるミツ子。途中で、少年の描いた絵の中にある塔と同じ電波塔を見つけるミツ子とマサル。ミツ子の鋭い勘が、この電波塔はダークの秘密基地だと看破した。

秘密を知られたダークは、ミツ子とマサルに迫る。そこにジローが現れ、マサルに向かってこう言う。
『君に疑われて、生きていたくない』

ジローは、自らデスホイッスルの標的になろうとする。キリギリスグレイが後ろからジローを狙っていたが、そんなことは構わない。ミツ子はデスホイッスルをマサルから取り上げると、ジローに戦うよう促した。ジローはキカイダーにチェンジして、キリギリスグレイと対戦する。

そこにサブローが現れた。キカイダーがキリギリスグレイを倒すのを待っているのだ。だがキリギリスグレイの体内スピーカーによって三千倍に増幅されたギルの笛の音が、キカイダーの電子頭脳に激痛を与え、遂にギルに忠誠を誓うようになってしまう。

ギルは反逆者ハカイダーを始末するようキカイダーに命令を下すと、キカイダーはサブローに闘いを挑んでいった。サブローはハカイダーに変身して、望むところだと、キカイダーと戦い始めた。

このままでは父の脳が死ぬかもしれないと思ったミツ子は、レールの上に立ってこの様子を見ているキリギリスグレイにトロッコをぶつけて、胸のスピーカーを壊してしまう。正気に戻ったキカイダーは、ハカイダーと闘っている自分に焦る。

ハカイダーは闘いを望むが、キカイダーは断じて戦いたくない。だが、脳の血液交換の時間が来てしまい、ハカイダーは闘いを止めてダーク基地へと帰っていく。

キリギリスグレイに追いかけられていたミツ子とマサルをキカイダーは助けると、「銀河ハリケーン」でキリギリスグレイを攻撃してこれを倒した。マサルは今度のことでジローを信じるようになり、兄のように慕うのだった。 (つづく)

⇒ドラマ7へ、進んでください。


★★★★★★★★★★★★
この撮影の頃は、住宅造成地がたくさんあったのだろう。特撮番組では、よくこういった場所を使っていたものだった。水戸黄門と違って、周りを気にする必要がないのが、特撮番組の良い所だね!
よーく見ると、ダーク戦闘員達は、筆者も昔履いていたスニーカーを履いている!これは、足元が不安定で危ないからということだ。
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